トップ葛飾支部北部エリア 各部活動報告FUTURE.SESSION.2016 ~未来を語る会~ 東京都理容青年会議所




FUTURE.SESSION.2016 ~未来を語る会~
 東京都理容青年会議所

FUTURE.SESSION.2016 〜未来を語る会〜 (2016/6/14)

FUTURE.SESSION.2016 ~未来を語る会~ 東京都理容青年会議所

日時:平成28年6月14日(火曜日)
場所 全理連ビル 9F会議室
参加人数 48名

------------------------------------------------------------

内容

1,グループディスカッション(意見交換会)

2,営業形態を3つに分類

◎従業員雇用店舗

◎家族経営店舗

◎一人営業店舗

テーマ

* あなたにとっての"強み"とは?
* 総合調髪適正価格、料金のあり方について

------------------------------------------------------------

Aグループまとめ

[総合調髪適正価格、料金のあり方について]
あくまで「総合調髪」に絞り議論しました。

○Aグループの総合調髪の平均料金は4,352円で、既にプレミアムサロンで展開している2店舗があり8,600円と7,560円で営業している。
すべての店舗で値上げをするとプレミアムサロンの価値が無くなる
新規OPENの店や1人サロンでのブランディングで高料金は可能である。

○既存店は値上げをする勇気があるか?(お客様には4000円という刷り込みがある)
それには勉強をしなければならない。(技術以外の教育)スタッフの教育を一定の質まで高めるなどの経営サイドの戦略が必要。

○理容業界の経営者は60歳前後が多い
この世代は値上げはお客様離れが怖くて出来ない、生活がかかっているから無理とかの理由。

業界ボリュームゾーンの人々が変われるかが値上げの鍵となる。

------------------------------------------------------------

B班の発表内容です。

[あなたにとっての強みとは]
○家族経営という事なので、お客様も子供さんからお年寄りまでと幅広く対応する事が出来る。

○新しい事を始める時も、自分達で決断して自由に実行する事が出来るといった融通が利くという利点。
(スタッフのうちは新しい事を始めるにしても、オーナーや店長等の許可がどうしても必要になり、せっかくのアイデア等が無駄になってしまうことがある。)

○親からの代で基盤が出来ているので、お客様も付いているし資金面等に対しても負担が少ない。
[総合調髪適正価格、料金のあり方について]

○『総合調髪』のフレーズを思い切って取り払う。
どうしても『総合調髪』でまとめてしまうと、カット・シャンプー・シェービングの各メニューが安く見られてしまう。
例 カット4000円・シェービング2000円とメニューを分けた方が、それぞれの仕事の価値がハッキリとする。
『総合調髪』は我々にとってはかなり赤字なメニューに感じてしまう。

○家族経営なのでどうしても親の代から来て頂いてるお客様もいるので、なかなか値上げするのは難しいところだが、最後はやはり勇気を持って値上げするしかないという結論です。

------------------------------------------------------------

Cグループ

[あなたにとっての強みとは?]
○競技会などの経験、成績など
○接客、楽しませる会話、お話しを大切にしている事
○地元のコミュニティーの繋がり
○趣味などの繋がり、気の会う仲間
○お金に余裕のあるお客さまが多い

[家族でやっている強み]
○親の代からのお客さまを引き継げる。
○家族ならではの良い雰囲気を作れる。

[弱み]
○町工場が多く不景気のなか値段が上げにくい。
○客単価が上がりにくい。

[総合調髪適正価格、料金のあり方について]
現状 3600〜4320円
理想 4500〜8000円
しかしどのエリアも値上げは難しい。
値上げを実行するためにどうするべきか、

◎自分のサロンの歴史、立地、客層、コンセプトをふまえて、それに併せて、自分自身の経験、技術を加味すれば、総合調髪料金は、今より1.2倍〜1.5倍程度の料金をもらうのが妥当である。

◎妥当であるが、実施するにはきっかけとして、社会的要素、代替わり、改装などのタイミングは必要と思う。

◎消費税を値上げと勘違いしてる人もいるようなので、税抜き価格の料金を明記するのもひとつの手段と思う。

◎値上げではなく、値下げも含めて、料金の見直しはすべきと思う。

------------------------------------------------------------

D班の発表内容(個人)

[あなたにとっての強みとは?]

◯自分のお店に合うお客様の集客が最もしやすい。
◯シーズン・場所に合わせたPOPでアピール

ようこそ◯◯へ(場所)
散髪難民救済所

☆転勤や引越し時期に
◯ネット電話予約・技術時間を上手く調節でき効率良く稼げる。
◯出張・訪問カットでも楽しませる。


コスプレで営業
[総合調髪適正価格、料金のあり方について]
◯理容のダサいイメージを改善し、容姿・スキルアップで自分の底上げ。
◯比較的お金が自由に使える独身アラフォー世代の対価イメージアップ!
◯自分の価値・お客に自信を持って値上げする!都心部の人が集まる所からモデルケースを増やし広げていく!

------------------------------------------------------------

TEAM E(1人)の発表内容

[あなたにとっての強みとは?]
・貸し切りで調髪できる。
・施術者は自分自身だけなので技術の差はない。

[総合調髪適正価格、料金のあり方について]

・総合調髪は我々にとって不利なメニューなので、やるのであれば、例としてカット4000円、顔剃り2000円、シャンプー2000円、
総合調髪7000円として、お得感をあたえる。

・金額設定する時、新規のお客様には高く設定して、従来からお越しのお客様には少し安く設定してあげる。

・客層を絞ってやった方が単価を上げやすい。

・総合調髪は我々にとって不利なメニューなので、やるのであれば、例としてカット4000円、顔剃り2000円、シャンプー2000円、
総合調髪7000円として、お得感をあたえる。

・金額設定する時、新規のお客様には高く設定して、従来からお越しのお客様には少し安く設定してあげる。

・客層を絞ってやった方が単価を上げやすい。

------------------------------------------------------------

Fグループ(スタッフ有り)の発表内容

強み
◎スタッフがいるとゆうことで、話し合いをしいろいろなアイデアを出したりより多くのお客様をサロンにお迎えできる。

◎1人1人が高いスキルを持つのは勿論だが、個人の特徴もそれぞれあるのでそれをサロンで生かせる。

◎サロン独自でお客様へのもの作り(感動という印象付け)
例 着付けの時の髪飾り等

料金
個々が自己分析をし、自分の技術でどれくらいの料金を貰えるかを出し今の料金より上だと思えば上げることは可能。

◎オーナーが店にいない方が料金を上げやすい(料金を上げたとき、オーナーの意向でしてとお客様に言える)

◎組合で料金を上げて行こうと言うのであればもっとバックアップしてほしい。

(各サロン状況は様々なので上げるためにはどうすればいいかと相談できる窓口を作ってほしい)
とゆう感じです!

------------------------------------------------------------

Gグループ(家族経営)

総合調髪
私達は、東西3、3の6店舗が集まりました。
現在価格、\3500?\4200!
平均\3815でした。

やはり地域格差は否めず西側は高かったです。
上げるならば、\4500前後が妥当?かなと判断しました。
又、それに伴い流行ヘア、そして、床屋さん(理髪師)としての技術(刈り上げ、パーマ、アイロンetc.)をもう一度見直し、オプションメニューと共に提供していく。

価格改定の時期として。
☆代替わり。
☆改装後。
☆新メニュー
などの大きな転機で断固たる意志を持ち変化する!

強み
☆身体の不自由なお客様に対して送迎サービスができる。
☆夫婦なので、あ!うん!の呼吸で仕事が出来る。
☆80年以上の老舗で創業当時からのお客様がいらっしゃってくれている。
☆親達はサバサバした接客だが、私達は、そこに丁寧さをプラス出来る。
☆お客様一人、一人に合わせたコミュニケーション能力。
☆SNS、pop等の情報発信は必要
不可欠。

------------------------------------------------------------

Hグループ(家族運営)

*各個人の強み

@出張理容に重点を置き、事前予約の上、平日の空き時間に対応できる

A育毛に関する知識やアタマジラミに関する知識を活かしたそのお店ならではのアドバイス〜トータルケアができる。

Bヘッドスパやヘッドマッサージなど、癒し系メニューの提案ができる。

C自店のホームページの活用で、予約や混雑状況を閲覧させて、一括管理できる。

*総合調髪料金について
現状からの料金アップにあたり、以下の事が懸念される

@回りに低料金店が密集している営業地域では、料金格差があり過ぎ、競争の中、値上げによる既存客の減少の恐れ(地域格差による金銭感覚の違い)

美容より理容は、安いというイメージの打開
美容室へ行っていたお客様が理容に戻りつつある事も踏まえ、総合調髪(カット、シャンプー、シェービング)の内容をバラして
新たなコースメニューへの展開→カット、シャンプー、シェービングそれぞれ
更に仕事の質を向上させてより満足度を上げられるようにする
まとめとして、組合,更に理容業界全体して諸問題をバックアップしてくれる体制作りなど、あってほしい

http://beauty-architect.com/lily/blog/yanagimoto/123860/
美容室ですが、縮毛矯正を10万円、カット2万5千円で行っているサロンです。
先日のテーマ、適正料金に当てはまる所もあるかと思うし、考え方が素晴らしいなと思いました。
参考までに…
このページのトップへ↑


Copyright (C) 東京都理容生活衛生同業組合 葛飾支部北部エリア All Rights Reserved

inserted by FC2 system